雑誌『CLINIC NOTE 2023年12月号 犬の膝蓋骨脱臼 ~一次診療で生かす、診断・治療の羅針盤~』発刊のお知らせ

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獣医学の“標準診療”を学ぶ総合情報誌「CLINIC NOTE」2023年12月号を発刊しました。

膝蓋骨脱臼は犬における最も一般的な膝関節疾患であり、一次診療施設の日々の診療で遭遇する機会も多い疾患です。
ただし、膝蓋骨脱臼といっても、ほぼ無症状の症例から重度の跛行を呈する症例まで症状も幅広いため、診断と治療方針の選択に苦慮する場合もあります。

そこで本特集では、膝蓋骨脱臼(内方脱臼、外方脱臼、両側性)の診療に必須の基礎知識を丁寧に解説しつつ、悩みどころになりやすい治療選択の分岐点にフォーカスし、インフォームの際に特に注意すべきポイント、外科治療の基本的な内容なども丁寧に解説しています!

診断学の章では、症例の歩様の他、横臥位での触診の詳細を動画で分かりやすく解説!
本文では、検査の流れはもちろん、各検査の適応や代表所見、鑑別のポイント、難易度判定のポイントまで詳しく掲載しており、診断学をじっくり学びたい方必見の内容となっています!関節内部の状態を観察し、他の疾患との鑑別に役立つ超音波検査のポイントについても解説しています。

【監修】
本阿彌宗紀(東京大学)
①総論:犬の膝蓋骨脱臼の病態と疫学
執筆:佐々木亜加梨(ONE for Animals、東京大学)
②診断学と難易度判定・治療方針の決定
執筆:天野まど香(東京大学)
③一般的な手術方法の概略
執筆:島田昌和(YPC東京動物整形外科病院、日本獣医生命科学大学)

▼ CLINIC NOTE(2023年12月号)
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