2021年12月

第2回コンパニオンアニマルのゲノム医療研究会

SCROLL

遺伝情報を元に最適な予防医療や治療法を選択する先進医療の形態である、ゲノム医療がヒトの医療現場で浸透しつつある。
ヒト医療においてこれを可能としたのは、基礎・応用研究に基づく遺伝情報やその注釈情報の集約である。
近年、イヌやネコなどのコンパニオンアニマルの獣医療においても、ゲノム医療実現への道筋が見えつつある。
第2回となる本研究会では、ゲノムのみならず、メチル化や人工授精、獣医療現場での先進的な取り組みをご発表いただき、総合討論では未来の獣医療について発表者、聴講者とともに議論する。

▼詳細はこちらから▼

■日時:2021年12月11日(土)10:00-18:00 オンライン開催
■発起人:中村保一(遺伝研)、松本悠貴(アニコム)、桃沢幸秀(理研)

■スケジュール
10:00-10:10 中村保一(国立遺伝学研究所)趣旨説明
10:10-10:40 佐々木裕之(九州大学)三毛猫オレンジ遺伝子の探索
10:40-11:10 東野晃典(よこはま動物園ズーラシア)
ツシマヤマネコにおける人工授精の取り組みについて
11:10-11:40 松本悠貴(アニコム先進医療研究所株式会社)
シバイヌの参照配列の構築と犬種間ゲノム多様性の解析
11:40-12:10 宮沢孝幸(京都大学)
犬の口腔内メラノーマに発現する内在性レトロウイルス蛋白質コーディング遺伝子の系統的同定

お昼休憩(50分)

13:00-13:30 寺井洋平(総合研究大学院大学)
ニホンオオカミゲノムから明らかになったイヌの初期の進化
13:30-14:00 大森啓太郎(東京農工大学)犬における糞便移植療法の現状と展望
14:00-14:30 富安博隆(東京大学)組織球性肉腫の分子異常〜イヌとヒトの比較〜
14:30-15:00 山崎淳平(北海道大学)DNAメチル化を用いた犬の多中心型リンパ腫の予後予測

休憩(10分)

15:10-15:40 福田威(アニコム先進医療研究所株式会社)動物再生医療の社会実装に向けた取組み
15:40-16:10 宮脇慎吾(岐阜大学)ゲノム編集マウスを使った獣医学研究
16:10-16:40 水野拓也(山口大学)犬の腫瘍に対する抗PD-1抗体療法とNGS解析への期待

休憩(10分)

16:50-17:20 宮崎徹(東京大学)ネコ腎臓病におけるAIMの臨床応用
17:20-17:55 桃沢幸秀(理化学研究所)総合討論
17:55-18:00 中村保一(国立遺伝学研究所)閉会挨拶

<参加方法・注意事項>
• 参加費無料。途中参加、途中退出、後日視聴可能(一部発表除く)。
• 発表者に無断で発表内容の利活用、SNS等での発信は禁止です。
• 参加をご希望の場合は下記より12/8(金)までにご登録ください。
▼参加登録フォーム、詳細はこちらから▼

ご質問等は事務局の松本(ymatsumoto.ac@gmail.com)までご連絡ください。

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