雑誌『VETERINARY ONCOLOGY 4月号 日常でよく遭遇する厄介な腫瘍を克服しよう 泌尿器の腫瘍について考える!』

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獣医学の“標準診療”を学ぶ総合情報誌「VETERINARY ONCOLOGY」4月号を発刊しました。
4月号の特集は『日常でよく遭遇する厄介な腫瘍を克服しよう 泌尿器の腫瘍について考える!』です。

日々の診療において尿路の腫瘍に遭遇することは多いと思いますが、臨床家にとって尿路の腫瘍はストレスの多い腫瘍でもあると思います。
ストレスの原因は細胞診で炎症か腫瘍かはっきりしない、外科的に切除すべきかどうか判断が難しい、尿道の腫瘍は画像で描出しづらい、症例にとって排尿困難はクリティカルであり何とかしてあげなくてはいけないプレッシャーなど…様々だと思います。
ONCOLOGY 4月号では、そのようなストレスの多い尿路の腫瘍を徹底特集します!

病理や細胞診、画像診断、診断がついた後の内科治療、外科治療についてエキスパートの先生方が徹底解説しています。
また、本特集は尿路の腫瘍を腎臓と膀胱・尿道に分けて構成しており、通常は尿路の腫瘍というと尿路上皮癌が記載されていることが多いのですが、それ以外の腫瘍についても解説しています。広く尿路の腫瘍について学べる内容になっており、さらに高窒素血症となった場合のレスキューとして腹膜透析のやり方も掲載しています。

内科治療については近年着目されているラパチニブを使用した症例も紹介しており、今後使ってみようかなと考えている先生方は必見です!
今後、尿路の腫瘍については分子標的薬の時代になることが予想されますので、ぜひこれを機会に分子標的薬についても学んでみていただければと思います。

<VETERINARY ONCOLOGY(2023年4月号)>
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