雑誌『VETERINARY ONCOLOGY 10月号 ハイリスク症例への抗がん薬療法 質の高い治療を行うために!』

SCROLL

獣医学の“標準診療”を学ぶ総合情報誌「VETERINARY ONCOLOGY」10月号を発刊しました。
10月号の特集は『ハイリスク症例への抗がん薬療法 質の高い治療を行うために!』です。

獣医学領域における抗がん薬治療のエビデンスは、これまでのさまざまな臨床試験や研究報告により積み重ねられてきています。成書を開けばさまざまなプロトコルが紹介されており、化学療法を実施する獣医師も増加しています。しかし、抗がん薬治療が動物のQOLを低下させる、さらには生命にかかわる問題を引き起こすリスクがあるのは事実です。
近年、人医療では、抗がん薬治療薬だけでなく、分子標的薬など多くの薬剤が使用されるようになり、適切な薬剤を安全に投与することを目標に2002年に「がん薬物療法専門医制度」が発足しました。がん薬物療法専門医に求められるいくつかの項目のなかに「臓器横断的にがん薬物療法を習得したうえで、患者の病態や社会背景にも配慮した質の高いがん医療を実践する」と記載があります。プロトコルは成書をみれば記載されていますが、「質の高い」がん医療を実践するために、どのように実際に投与するかは個々の症例で異なります。

そこで本特集では、抗がん薬治療に精通した先生方に、臓器の機能的な問題がある場合、併発疾患がある場合に、何を考え、どのように抗がん薬を投与するか解説いただきました。一部の先生には症例紹介も交えて解説いただいています。
「ハイリスクだけど積極的に抗がん薬を投与しよう」ではなく、「ハイリスクであれば、何に注意することが適切な選択であるか」を理解することが本特集の目的です。
今後の「症例の状態を考慮した抗がん薬治療の選択」にお役立ていただける内容です!

<VETERINARY ONCOLOGY(2023年10月号)>
▼ 詳しい商品内容やご注文はこちらから
https://eduward.online/products/detail/2194
▼ お得な定期購読のご注文はこちら
https://eduward.online/products/detail/7

ご利用のブラウザでは正しく動作しません。
Google Chromeなどの最新のブラウザをダウンロードし当サイトをご利用ください。