雑誌『VETERINARY BOARD 2024年2月号　犬の椎間板ヘルニア～典型的な症例と非典型的な症例における診断と治療戦略～』発刊のお知らせ

臨床の選択肢を広げるケーススタディ・マガジン「VETERINARY BOARD」2月号を発刊しました。

本特集では、総論で椎間板ヘルニアの病態と疫学、各検査の特徴と診断プロセス、内科療法、外科療法について解説しております。
さらに、古くから知られたこの疾患にも、時代の変遷とともにさまざまな変化が生じていることに気づいていただけるはずです。新たな病態の発見、人気犬種の変化、動物の高齢化、診断機器の普及と発達、治療技術の進歩などによって、この 10 年ほどで椎間板ヘルニアに対する知識はかなりアップデートされております。

かつての「常識」が今や「非常識」と認識されているようなことすらあり、情報のアップデートが非常に大事であるとも感じていただけると思います。
そして、情報更新が目まぐるしい分野のリハビリテーションと再生医療についても、本特集内で取り上げました。症例報告では、予想通りに進んだ例だけでなく、想定外の展開をたどった例も紹介しております。執筆陣の先生方には、実際の診療手順に則した形式でまとめていただいたので、臨床現場におられる先生方には大いに参考になる特集となっているはずです。

本特集を通読していただき、明日からの診療に役立てていただければ幸いです！

＜VETERINARY BOARD（2024年2月号）＞
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