チームで取り組む 獣医師・動物看護師のための輸液超入門

入院管理の強い味方

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対象書籍:チームで取り組む 獣医師・動物看護師のための輸液超入門

投稿者名:クリームソーダ

臨床年数・実務年数:1年

 

この本は、私が動物看護師として働き始めて半年経ち、入院管理に携わるようになった時に大変役に立った本です。私が務める動物病院では、基本的な病院業務に慣れ始めた入社半年くらいから、入院室担当に入るようになります。担当し始めたころは、鳴り響くアラーム音の対処や、輸液ポンプ・シリンジポンプのセットの仕方、用意すべき輸液剤の種類など、授業で習ったはずなのに対応できない事態の数々に、ただただ目が回っていました。そんな私を励まし、指導してくださった先輩動物看護師さんが「これ読んでみて」と薦めてくれたのが、「輸液超入門」でした。

正直、本を読むのは苦手で、学校でも教科書はあまり開かなったのですが、この本は写真がたくさんあり、とてもポイントが掴みやすかったです。機械のセットの仕方や留置の入れ方を細かく写真で示してくれているので、本を見ながら練習をすることもできました。また、自分に必要だと思うページ(アラームの対処法や留置の設置の流れなど)は縮小コピーして、メモ帳に貼って持ち歩き、すぐに確認できるようにしました。わからない点を確認でき、自分の苦手な部分を認識し、復習することができたので、輸液ポンプ・シリンジポンプの基本操作を慌てずにできるようになりました。今では、アラームの対処も怖くないです。最近では、「熱中症の対処」の方法を重点的に読んでいます。今年の夏は猛暑日が続いているので、熱中症患者の対応ができるようにしたいです。

この本は、私に輸液の基本的な技術を学びなおす「きっかけ」をくれました。

まだまだ覚えることがたくさんありますが、少しずつ「自分の強み」にしていきたいと思っています。

 

<チームで取り組む 獣医師・動物看護師のための輸液超入門>

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